大人気マンガシリーズ、くまお《スカッと漫画》さんの『夫が育児をなめくさってる件』を紹介します。ワンオペ育児で大変ななか、しばらく家に帰ってこなかった夫に激怒した主人公。「1ヶ月、私たち家族を捨てた」と言うと、夫は慌てて弁解し始めました。しかし主人公は夫に「帰ってこないあんたが信じられないんだよ!」と言い放ち…。インスタ:くまお《スカッと漫画》(@kumaonomanga)≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:instagram夫が育児をなめくさってる件#12出典:instagram家にいてほしくない出典:instagram夫は青ざめながら…出典:instagram必死に謝った出典:instagram信じてほしい出典:instagram土下座で謝罪出典:instagram主人公は泣き出し…出典:instagram次回予告出典:instagram主人公の言葉を聞いて、夫はこれまでのことを反省しました。そして土下座をして謝罪したのです。「一人前のパパになってみせるからチャンスをください」と懇願する夫を前に、主人公は涙を流して…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)
2024年05月19日2年前、夫が海外出張で1カ月ほど家を空けました。期間がはっきりしない海外出張でしたが、ある日やっと「明日帰るよ」と連絡が。ワンオペ育児に疲れ果てていた私は、「何とか大きなトラブルなくワンオペ期間を乗り切れた!」とホッと胸をなでおろしました。しかし、その夜、最後の最後でまさかの大トラブルに見舞われてしまったのです……。 夫がいないワンオペ育児の4月夫がいなかったのは4月。実家は両方とも飛行機の距離で頼れる人もほとんどおらず、5歳の長女、3歳の次女、1歳の長男とまだまだ手のかかる3人の子どもを抱えた過酷なワンオペ生活。ちょうど次女の入園式や授業参観など行事が多い時期で、私は毎日気を張り詰めた生活をしていました。 普段も激務ではありましたが、毎晩私の話を聞いてくれたり、行事の際には車を出してくれたりと頼りになる夫。その分、不在の1カ月は非常に苦しく、「明日帰るよ」の連絡は、何よりうれしいものでした。 振り向いたら血まみれ夫の帰宅連絡を子どもたちにも伝えると、みんな大喜び! 特にパパっ子の長女はテンションが上がって、散らかった部屋の中で側転を始める始末。「そんな狭いところで側転してたらけがするよ」と言った瞬間、鈍い音と長女の泣き声が……。 「ほらー、だから言ったでしょ」と駆け寄って絶句しました。振り向いた長女の顔は、なんと血まみれだったのです! 長女はテーブルの角に頭をぶつけたらしく、左眉の上あたりがぱっくり割れていました。 タクシーで病院へ時刻は18時。近所の小児科は閉まっている時間だったので、慌てて夜間救急に対応している医療センターに電話し、診てもらうことに。まだ血が止まっていない長女を後ろに乗せて、自分が運転するのは怖かったのでタクシーを呼びました。 タクシーを待つ間、全員分のおにぎりを作り、下の子たちの暇つぶしのおもちゃや保険証と一緒にリュックに詰め込みました。タクシーが来て、いざ出発。しかし、なんだかんだで動揺していたのでしょう。そのとき、私はせっかく準備したリュックを玄関に置いてきてしまったのです。 子どもと私を支えてくれた周囲のやさしさ幸い財布は別のかばんに入れていたのですが、食べ物も遊ぶ物もない状態で、病院の長い待ち時間が始まりました。売店もあったのですが、いつ呼ばれるかわかりません。すると、一緒に待っていた女性が声をかけてくれました。 「お利口に待っててえらいねぇ。おばちゃんからごほうびだよ」。手渡されたのは、子どもの人数より1本多い4本のジュース。「お母さんも飲んどかなきゃ体がもたないよ」というやさしい言葉に私は涙が溢れました。 長女は5針縫う大けがでしたが、本人はケロッとしていて、縫う間も泣くことなく、きれいに処置ができました。リュックを忘れた自分の情けなさや、気を付けても避けられない子どものけがに押しつぶされそうだったあの日、声をかけてくれた女性には今でも感謝しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/さくら 著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月19日Instagramにて育児マンガを投稿しているmostinさん。2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ2人の育児に奮闘中!今回は、自己主張が強めのぷんちこちゃんとママのお話です。ある日の朝、まだ寝ている娘を確認すると、起きる前に洋服を着替えさせようとしたmostinさん。しかし次の瞬間、ぷんちこちゃんの目がパチッと開いて……!? 寝ている娘の着替えを済ませようと思ったら… 「デキル!!これいや!これチない!」 「デキル!!ぷんちこデキル!!」 そう言い出すと、自分で洋服を着始めたぷんちこちゃん。 さらに事あるごとに「デキル!!」を連呼。 みんなでミカンを食べていたときも、「デキル!!」と自分でむき始めました。 「あっ、ちっちゃくわけたげようか?」 mostinさんがそう尋ると、ワイルドにミカンをかぶりついたのでした。 ◇◇◇ 「自分でできる!」となんでも自発的にしようとするぷんちこちゃん、偉いですね!ただ、最後のミカンの食べ方には思わず笑ってしまいました(笑)。 著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2024年05月18日産後に体を壊してしまい、育児が困難になったママの体験談です。どのように体に不調が現れ、子どもを保育園に預けようと考えるに至ったか、病気を理由に保育園の申し込みをしたエピソードを紹介しています。 無事に出産を終えたことはゴールではなく、育児の始まり。私は産後に体を壊して育児が困難になってしまい、子どもを保育園に預ける決意をしました。今回は、私の病気のために保育園に申し込みをして無事合格した体験談と、入園後の生活や気持ちの変化についてお伝えします。 産後に起きた数々のトラブル私は妊娠初期からつわりがひどかったため、あまり動くことができず、妊娠後期には健診で子宮頸管長が基準より短くなっているということで、自宅での安静生活を指導されました。そのため、無事に出産を終えたものの、育児をするだけの筋力や体力がなく、徐々に私の膝や腰には痛みが……。 さらには手のしびれや足の裏にも炎症が起き、一時は横になっているのもつらい状況でした。このような痛みによる不安から不眠症にもなり、その後「産後うつ」と診断されました。 保育園が必要になった理由夫には1カ月の育休を取ってもらい、育休終了後はヘルパーや一時預かりを使って通院を続けました。しかし、希望通りに予約を取ることができなかったり、またヘルパーや一時預かりの予約が取れた日にちに病院の予約をうまく入れ込めなかったりと、日程調整に苦戦。やがて、ずりばいを始めた息子を追いかけることができず危険を感じるようになったため、夫のいない平日は保育園に預けることを考えるようになりました。 保育園の申し込みまでにおこなったこと夫は会社から勤務状況証明書を、私は通院しているそれぞれの病院から診断書を集める必要がありました。これらの書類はできあがりにかかる時間がまちまちなので、1番に取り掛かることに。 ホームページで保育園の空きについて調べ、できるだけ家から近く、入りやすさ(0歳児の倍率)も考慮しながら検討しました。締め切りまでに市役所の窓口に提出し、その結果第二候補の保育園に入園することができたのです。 息子が保育園に通うようになってからは病院にスムーズに行けるようになり、痛い体で急ぐこともなくなったので、ストレスを減らすことができました。私は産後にここまで体を壊してしまうとは思いもしませんでした。もしこのような状況になってしまったときのために、あらかじめ市で受けられるサポート情報を見ておくことも大切だと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/まっふ 著者:川口みさ0歳男子の母、33歳。産後に体を壊してしまい、現在は療養中。趣味はトランペットで吹奏楽やオーケストラで演奏すること。いずれ復帰するのが目標。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年05月18日Instagramにて育児マンガを投稿しているmostinさん。2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ2人の育児に奮闘中です。ある日、mostinさんがスマホの写真を見ていると、息子が「見せて」と言ってきました。最初はキャッキャと笑いながら楽しんで見ていたのですが、途中から「これこっわ!」という声が聞こえてきて……!? 「めっちゃこわい」息子が怖がる写真を見てみると…? 「うーわ……これこっわ!」 「え?何が?」 「これめっちゃこわい……。こわすぎる……」 「だから何がよ」 「これ」 スマホの写真を見ると、そこにはmostinさんの姿が……! (キミがかぶれといったヤツゥー!!) 思わず心の中でツッコんでしまったのでした。 ◇◇◇ よりによって息子にフルーツキャップをかぶらされたときの写真を「怖い」と言われるだなんて……なんとも言えないですね。特段怖い写真でもなんでもないと思いましたが、もすんちん君の目には違って映っていたのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2024年05月17日主人公の外面すみれ(30歳)は娘・ほの香(0歳)を出産し育休中。昇進のため仕事に専念したい夫・良し男は、家事育児を妻に任せきり。なのに会社ではイクメンとして振る舞い、後輩女性・ふり子と親しい様子。ある日から「育児なんて楽勝」という良し男が本格的に育児に参戦するも、疲労困憊に。すみれに花束を渡し、今までのことを謝罪しますが裏ではふり子に会うための見せかけで…。「ゆっくり入っていいから」 いつも急いでお風呂に入るすみれに長風呂を勧める良し男。家事育児を頑張るすみれさんを気遣ってのことかと思いきや、ふり子と連絡を取り合う時間が欲しかっただけのよう。 相談する日時や場所についてメッセージを送ると、ふり子のかわいらしい言動に浮かれています。お風呂から上がったすみれに「来週あたり仕事で帰るのが遅くなる」と伝え…。 「俺、頑張るよ!」良し男は確実に浮かれていて 部下の悩みにアドバイスを求められた良し男さん。「行動が伴わないと奥さんに伝わらないぞ」と、イクメン&愛妻家っぷりを発揮。しかしその裏では、後輩女性・ふり子さんと会うことを楽しみにし、女性が喜びそうな手土産のリサーチを始めます。 夫婦で家事育児を協力し合うことは大切ですが、変にモチベーションが高いと怪しいですよね。みなさんはどう思いますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年05月17日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を挽回すべく“イクメン”として立ちまわります。しかし無知で空回りするいちろうに、かおりさんは3日間で育児ができる人間にすると決意。3日後に変化がなければ実家に帰ると宣言し、いちろうはこれを「余裕でしょ」と受け入れました。しかし忙しく予期せぬ事態の連続に、いちろうはイライラ。最大の難関である寝かしつけにつまずき、「無理ゲーじゃん!」と愚痴をこぼしました。 その自信はどこから!?夫が「寝かしつけのやり方を教えて」と頼み込んできたので、やってみせたところ……。 かおりさんは自分が習得した寝かしつけの方法をいちろうに伝授。ただし今回はたまたまうまくいっただけと釘を刺し、いちろうはいちろうなりのやり方を見つける必要があると伝えます。 しかしいちろうは「オッケ~♪」とまだ育児を甘くみている様子。かおりさんはいちろうが育児を学ぶ気があるのは感じつつも、幸先が不安になりました。 そしてようやく寝られると安心したとき、ふっと意識が遠のきます。失神しかけたかおりさんは、自分の限界がすぐそこまできていることに焦りを感じるのでした。 かおりさんが不眠不休でつかんだ寝かしつけのコツを、「簡単」とひと言で片づけるいちろうさん。簡単そうに見えても、その背景には少しでも休めるよう試行錯誤してきたかおりさんの努力があるはずです。 母親だって、誰もが育児は初めてのことだらけ。教えるのもひと苦労だということや、手とり足とり教えてもらえることのありがたみを、いちろうは今一度考えてみてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月17日Instagramにて育児マンガを投稿しているmostinさん。2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ2人の育児に奮闘中です。今回は息子が作ったアンケートにmostinさんが回答したときのお話になります。ある日、「お母さんにアンケート作ってあげるわ」そう言ってアンケートを作り始めたもすんちん君。しかし、そのアンケートの内容がなかなか辛らつな内容で……? アンケートの内容を見た瞬間、ママはがく然としてしまい… 「料理は好きですか?」 「洗濯は好き?」「畳むのは?」 「頑張ってやっている?」 アンケートの質問内容を見たmostinさんは、思わず心がえぐられてしまいます。 (ここは正直に「いいえ」と書くべきか、いやでもショック受けるかなぁ……) 「ん----とね……ハイ!!!!」 頭を悩ませた結果、偽りの回答のほうに丸を付けたのでした。 ◇◇◇ 一瞬、本音の「いいえ」に丸を付けるか悩んだものの、"息子がショックを受けてしまうのでは?"と思い、「はい」に全部丸を付けたmostinさん。料理も洗濯も毎日おこなわなければならないとなると、本当に大変ですよね。毎日本当にお疲れ様です! 著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2024年05月17日ママ・Aやん、パパ・Pやん、長女・コチコーちゃん(4歳)と昨年末に誕生した次女・パタミちゃんが登場する、ハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! パタミちゃんが寝返りできるようになり目が離せず、ゆっくりトイレにも行けない大変な日々……。そんなとき、まさかの救世主が!?HugMug読者のみなさまこんにちは!最近次女パタミがママ(私)をはっきり認識するようになり、姿が見えなくなると大声を出して『ママどこいった!!??』と言わんばかりに探し回っています……。成長が早すぎる。ゆっくりトイレにも行けない日々を過ごしています。そんな中、さらに寝返りを打つようになり気がつけばスフィンクスのポーズになっていることもしばしば。寝返りを何度も連続で打ちながら移動をし、「いつの間にそんな位置に……!??」ということも出てきました。だんだんと目が離せなくなってきています。(白目)そんななか、まさかの救世主が……!!!!長女はもうすぐ5歳の年中さんなのですが、想像以上にしっかりしていました。自分の子に自分の子の面倒を見させるのはなんとなく気が引けてしまっていたのですが、これからはトイレに行くときの数分ぐらいは頼ってもいいのでは? と気が変わりました。長女も次女もまんざらでもなさそうですし、クレヨンしんちゃんの年齢にもなったことだし。園の春の遠足では次女パタミが園児たちに代わるがわる次々に抱っこされているのを見て、お世話するのも楽しさのひとつなのだなぁと感じた作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。長女コチコーちゃん(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ転身。2023年12月に次女パタミちゃんを出産し、現在は2児のママに。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2024年05月17日皆さんは、友人の結婚式に出席した経験はありますか?今回は育児を拒否する夫のエピソードとその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:もりこ結婚式に招待されたある日、主人公のもとに大学時代の友人から結婚式の招待状が届きました。主人公が夫に「行ってもいいかな?」と聞くと…。了承してくれたため、夫に息子と一緒に留守番してほしいことを伝えます。すると夫は「えー!?なんでだよ!」と言い出し…。断固拒否する夫出典:CoordiSnap「普通子どもも招待するだろ?そんなやつの式なんか断れよ!」と断固拒否する夫。なるべく早く帰ることを伝えても、夫は聞く耳を持ちません。すると話を聞いていた義母が「わたしがみているからいってらっしゃい」と引き受けてくれたのです。さらに、文句ばかり言う夫に「半日くらい見なさい!」と一喝してくれたのでした。読者の感想友人から結婚式に招待されたら出席したいですよね。それなのに育児を拒否して断れと言ってくる夫に腹が立ちましたが、義母が一喝してくれたおかげでスカッとしました。(50代/女性)子どもがまだ幼いと、せっかくの結婚式を騒いで台無しにしてしまわないか気が気ではないですよね。夫の子どもでもあるため、育児に協力して快く送り出してもらいたいものです。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2024年05月17日この記事では、育児ストレスで押しつぶされそうになったママの体験談を紹介しています。来る日も来る日も育児に追われる日々。育児ストレスで押しつぶされそうになっていた私を助けてくれたのは「子どもとの時間も自分の時間」という母の言葉だったそうです。わが子が生まれると、かわいがる余裕すらないほど育児に追われました。授乳やおむつ替えなど、初めて経験することばかりで目が回りそうでした。育児に追われ、自分の時間も持てません。初めて経験する育児ストレスで押しつぶされそうになったとき、私の母が放った言葉に救われました。 母親の偉大さを痛感する日々わが子に会える日をゆっくり待ち望んでいた日が嘘みたいでした。出産後は寝る暇がないほど育児に追われます。わが子は1日中泣くタイプだったため、私はいつ寝ているんだろう?と思うほど、体はボロボロでした。 私の母はこうして3人の子どもを育てたと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして子どもを10人産んでもめずらしくなかった時代が想像できませんでした。 来る日も来る日も育児に追われる来る日も来る日も育児に追われていると、友人とランチへ行く、趣味に打ち込むのは、夢のまた夢です。ゆっくりドラマを見ることすらできません。 今まで当たり前のように過ごしてきた日々を思い返すと、正直戻りたいと思ってしまう自分がいました。愛するわが子に出会えたのに、ぜいたくなことを言っているのはわかります。しかし、当時はそれだけ育児ストレスで押しつぶされそうになっていたのです。 母が放った言葉に救われた理由もないのに涙が出てくる日々。私は産後うつを経験したのですが、いま振り返ってもつらい気持ちになります。そんな私を救ってくれたのは、実母でした。少しも自分の時間が持てないと嘆く私にこんな言葉をかけたのです。 「子どもとの時間も自分の時間」 何気なく放った母の言葉が胸に刺さりました。10年、20年後には自分の時間だったと気づくものだと母は言うのです。そう考えると気持ちがラクになったことを覚えています。 育児に行きづまりそうになったとき、育児本やネットで不安を解消するのもいいと思います。しかし私は、両親や先輩ママからの言葉が一番心に響きました。実際に育児を経験した人からの言葉には重みがあり、心強いと感じます。 イラストレーター/ぼめそ著者:田中由惟1男1女の母。2人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月17日息子が1歳5カ月になり、育児にようやく少し余裕が出てきたころに2人目の子どもを出産しました。産後はホルモンバランスの変化で精神的に不安定になっていたのですが、そんなときに私がパパに理解してもらいたいと思ったことをお伝えします。 産後のガルガル期産後すぐに新生児育児が始まり、睡眠不足の毎日で少しのことでイライラしていました。そのとき母から、「産後は“ガルガル期”という、赤ちゃんを守る本能からイライラしてしまう時期があるんだよ。それは仕方のないことだよ」と励ましてもらいました。しかし、パパは「ママはなんでいつもイライラしてるのだろう?」と思っていたようで、何度も衝突しました。産後の女性の心と体の変化をパパが事前に知ってくれていたら、このガルガル期に少しでも笑顔が増えたのではないかと思います。 上の子じゃなく下の子を!頻回授乳もあり、私は赤ちゃんにつきっきりになりました。しかし上の子もまだ1歳。授乳をしているとき上の子は口をギュッと結んで我慢しており、夜になるとその寝顔に「ごめんね」と謝り涙を流す毎日でした。パパは上の子とよく遊んでくれましたが、でもそうすることで上の子とママの間に溝ができていく気がしていました。赤ちゃんが泣いたとき、パパが上の子ではなく赤ちゃんのお世話を少し手伝ってくれたら、その間にママは安心して上の子と接することができるのにな……と思いました。 家事に完璧を求めないで!1歳と0歳の子どもがいる日々は、かわいい反面本当に大変です。子どもをみるので精一杯で、家の掃除が行き届かなかったり、ごはんも冷凍食品やレトルトを多用したりしていました。「家事ができていなくてごめんね」とパパに伝えると、「今はできなくて当たり前。毎日掃除しなくてもいいし、ごはんもコンビニや出前でもいいよ。それより子どもたちと笑顔で遊んでくれていれば俺はうれしいから」と言われ、この言葉に本当に救われました。 夫も仕事をしているので、もちろん家事や育児を全部担うわけにはいきません。でも、理解をしてくれるということが私の心にゆとりを持たせてくれたのです。 年子の育児で余裕がなくなっていた私も、パパの理解ある言葉で笑顔を取り戻し、今しかない赤ちゃん期間を大切に過ごさなきゃもったいないと気付くことができました。何よりもかわいい子どもたちのために、これからも笑顔と思いやりを絶やさないようにしたいと思います。 イラストレーター/みいの 著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月17日2015年生まれの娘と2018年生まれの息子を子育て中のあいぽんさんが描く育児マンガをご紹介! 今回は、育児中にあいぽんさんがある決断をしたときのエピソードをお届けします♪育児中、つい言ってしまう「ちょっと待って」という言葉。あるとき、「私は1日何回、ちょっと待ってって言ってるんだろう?」とふと我に返ったあいぽんさん。以前テレビで見た専門家のコメンテーターの意見を思い出すと、ちょっと待ってっていうのをやめる!と宣言して…!? 便利な言葉、「ちょっと待って」を使い過ぎたママは… 「よっしゃ決めたで!今日から私はちょっと待ってをやめる!!」 そう宣言したあいぽんさんでしたが、早くも「ちょっと待って」を言いそうになってしまいます。 (ちょっと待ってって言わずに生きていくのむっず) これまでを振り返り、少し考えたあいぽんさんは、「ちょっと待って」がないと育児は成り立たないという結論に至ったのでした。 ◇◇◇ "「ちょっと待って」をやめる!"と宣言したものの、早い段階でちょっと待ってがないと育児が成り立たないことに気付いたあいぽんさん。日々物事を同時進行で進めていかなければいけないママにとっては、つい口にしてしまう便利な言葉なので、多用してしまうのも頷けます……! 著者:マンガ家・イラストレーター あいぽん2015年生まれの女の子、2018年生まれの男の子を育てる田舎のお母さんです。娘が生まれた時からゆるゆるとInstagramで子供との何気ない日常を絵日記で発信しています。日々の忙しさに追われ、記録に残していないと忘れてしまいそうなほど「なんでもない日々」を、できるだけ忘れたくないな、でも最近物忘れひどいな……そんな毎日です。
2024年05月16日主人公の外面すみれ(30歳)は娘・ほの香(0歳)を出産し育休中。昇進のため仕事に専念したい夫・良し男は、家事育児を妻に任せきり。なのに会社ではイクメンとして振る舞い、後輩女性・ふり子と親しい様子。ある日「育児なんて楽勝」という良し男に、すみれは具体的に育児の指示を始めると良し男は疲弊していき…。「て、天使だ…!!!」 職場でふり子のかわいらしさに触れ、トキメキを隠せない良し男。なんとしても会う時間を作ろうと、その日の夜、すみれに花束を渡してある提案をします。すみれは突然の行動にびっくり。 育児はやるけど夜泣きの対応はお願いしたい、でも協力し合おう、という話を聞き、数日前の話し合いがムダではなかったとホッとします。しかし良し男は違うことを考えていて…。 「夜泣き回避!」じつは、ふり子との時間を作るための提案で いつも急いでお風呂に入るすみれさんに長風呂を勧める良し男さん。家事育児を頑張るすみれさんを気遣ってのことかと思いきや、ふり子さんと連絡を取り合う時間が欲しかっただけのよう。ふり子さんのかわいらしい言動に浮かれ、ご機嫌の様子。 みなさんは、仕事で帰りが遅くなるというパートナーの言葉はどのくらい信用できますか?もしウソだとわかった場合、どんなふうに問い詰めますか。 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年05月16日Instagramにて育児マンガを投稿しているmostinさん。2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ2人の育児に奮闘中です。ある日の夜、ひとりの時間ほしさに夜ふかしをしてしまったmostinさん。すると、翌朝体が泥のように重く、起き上がれない事態になってしまいました。なんとか子どもたちの朝食の準備を始めるのですが、予想外のハプニングが発生してしまって……!? 夜更かしをした翌朝、ママの体は泥のように重たくて… 朝食を息子の所に運んでいると、ゲートの鍵が閉まっており、朝食を落としてしまいそうに……! (あ、ヤバい。牛乳が、牛乳がこぼれ……) 次の瞬間、なんとか寸前のところで死守! 「え?大丈夫!?」と言ったものの、mostinさんの姿を見た息子は大爆笑! (なに笑ってんねん!!!!) このときは心身ともに余裕なんて一切なかったため、思わず怒りが込み上げて来てしまったのでした。 ◇◇◇ 疲れすぎてゲートが閉まっていることに気付かず、朝食を持ったまま通ろうとしてしまったmostinさん。牛乳を持った手のぐらつき具合から、もうダメかと思いましたが、なんとか朝食を死守できてよかったです……! 著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2024年05月16日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を取り戻すべく“イクメン”として立ちまわります。しかし内心では、育児が大変なのはかおりさんの要領が悪いせいだと思っていました。そして夜泣きで寝られないならと、晩酌セットやこはる用のお菓子を買ってきます。あまりに育児に無知ないちろうに、かおりさんは何とかしなければ自分の身がもたないと危機感を覚えるのでした。 もう私は容赦しない私は娘を守るためにも、夫を3日間で育児ができる人間にすると宣言。もし3日後に何も変わっていなければ、実家に帰ると条件をつけました。夫は「わかった!」と、返事だけはいいのですが……。 その日から、かおりさんはいちろうにスパルタ指導を開始。深夜こはるが泣いていたらいちろうを叩き起こし、おむつ交換から着替え、育児用ミルクのつくり方まで1から教えます。 いちろうも必死に言われた通りに育児をこなしていきますが、こはるのゲップを出すことに失敗。5分以上背中を叩いてもこはるはゲップが出ず、吐き戻してしまいました。 いちろうはどんなに親が頑張っても意味がない場合もあること、すぐに着替えや漬け置き洗濯などに対応しなければならないことなどを初めて経験。 そして、いちろうは「なんかもういろいろ……めんどくせぇ~!!」と、初日から育児の大変さを痛感するのでした。 最初は余裕しゃくしゃくのいちろうでしたが、やるべきことが多い育児にすでに音をあげる寸前。特に泣くことしかできない赤ちゃんの前では、何が正解なのかわからず余計に気が休まらないものです。 だからこそ夫婦で力をあわせる必要があるのですが、それをたったひとりでこなしていたかおりさんの苦労をようやく知れたのではないでしょうか。いちろうがこれを機に、考え方を改めてくれることを願うばかりですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月15日2018年生まれの男の子と2021年生まれの女の子の育児に奮闘中のイラストレーター・あきばさやかさんの連載。育児はいつだって予想外! もはや、笑うしかない育児のエピソードを毎月ご紹介。みなさんのお家でも似たようなこと、起こっていませんか?早いもので息子ももう6歳です!張り切って部屋をおしゃれにデコレーションしたものの、大きさと位置がすごく「都会によく出るあのデカい虫」っぽく……!パーティ中に何度も気配を感じては振り返っていました。笑PROFILEあきばさやかさん2018年生まれの息子「おっくん」と2021年生まれの娘「とりちゃん」の育児中。漫画をブログやInstagramで描いています。書籍『おしゃれなママっていわれたい!』(マイナビ出版)など()
2024年05月15日主人公の外面すみれ(30歳)は娘・ほの香(0歳)を出産し育休中。昇進のため仕事に専念したい夫・良し男は、家事育児を妻に任せきり。なのに会社ではイクメンとして振る舞い、後輩女性・ふり子と親しい様子。ある日、家事育児について話し合うと修羅場に発展。「育児なんて楽勝」という良し男に、すみれは具体的に育児の指示を始め…。「や、休めない…」 本格的に育児に参戦し、疲れが溜まる良し男。娘の夜泣きに焦りますが、すみれが対応してくれてホッとします。疲労困憊でふり子の相談に乗るどころではなく、昇進の勉強もできないと悩みます。 家にいると息が詰まると感じながら出勤すると、後輩のふり子と遭遇。歩きながら話せる状況ですが、ふり子はわざわざメッセージを送り…。 「お隣にいるのに連絡しちゃいました♪」あざとい行動に良し男は… ふり子さんのかわいらしさにトキメキを隠せない良し男さん。なんとしても時間を作ろうと、すみれさんに花束を渡してある提案をします。すみれさんは突然の行動にびっくり。しかし、話の内容から数日前の話し合いがムダではなかったとホッとします。 みなさんだったらパートナーに何か相談や提案するとき、どんなふうに言い出しますか?話し合うときのコツは何かありますか。 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年05月15日私は元気いっぱいの双子の男の子を育てるママです。初めての育児がいきなり2人分……。毎日てんやわんやです。そんななか、頻繁に電話をかけてくる義姉には本当に迷惑しています。何かにつけて「アドバイス」と言って口を出してくるのです。適当に聞き流してくれと夫は言いますが、義姉は最近、7年間連れ添った夫と離婚したばかり。ショックでふさぎ込んでいた姿を見ていたので、元気を出してくれるなら……と思って、イヤイヤながらも話に耳を傾けていました。義姉のありがた迷惑義姉いわく、自分の離婚は知識不足が原因とのこと。真意のほどはよくわかりませんが、義姉の変なスイッチが入ってしまったのは間違いありません。離婚後、とにかくあらゆる夫婦関係の本を読みあさり、そこで得た知識を私に強要するようになりました。しかし夫婦の形や考え方はさまざまです。正解を決めつけて、強要されるのは正直苦痛でしかありません。 義姉の興味関心はついに育児へ……。私のためと言い張って、最近は子育て関連の本を読みあさるようになりました。 理想の育児?それからしばらくして、義姉が突然わが家にやってきました。時間は平日のお昼過ぎ。義姉はすっぴんパジャマの私と物が散らかったリビングを見て「子どもはきちんと整理整頓した環境で育てないと!」と、ため息をつきます。 成長した双子の育児はさらに大変で、部屋が片付くのは子どもが寝てからのわずかな時間のみ。落ち着いて食事をする余裕もなく、メイクなんてもってのほかです。 そんななか、小言を言いながらもオモチャを拾い集めていた義姉に、息子が投げたボールが直撃してしまいました。私は慌てて「オモチャは投げたらダメよ」と息子に言いました。すると義姉は「ダメ! 叱らないで! そんなことで叱るなんて母親失格よ。叱らないほうがいいって本にも書いてあるよ!」と、ドヤ顔でとある本を差し出してきました。義姉いわく、母親に大切なのは余裕だそうです。心に余裕を持ってこそ、いい子育てができるので、いちいち怒るのはダメなのだとか。 しかし、ものを投げると誰かにけがをさせてしまうかもしれません。叱ったのではなく、ダメなものはダメだと教えたのだとやんわり言っても、義姉は引きませんでした。 その後も義姉の育児への口出しや強要が止まりません。それなら体験してもらったほうが早いと思った私は、双子を義姉に任せてみることにしました。 育児のリアル約束の日、義姉はたくさんの育児本を持ってやってきました。義姉に双子のお世話を任せ、私は別の部屋で模様替えをするつもりです。 しかし、義姉がお世辞にもじょうずだとは言えない子守歌を唄うと、子どもたちはギャン泣き。双子のひとりを抱っこすると、髪の毛を引っ張られたり鼻の穴に指を突っ込まれたりし、義姉は思わず「ダメ!」と大声で叫んでいました。 その足元では、もう片方が義姉のスカートの裾を食べ始めています。私にとってはいつもの光景でしたが、義姉は10分も経たないうちにギブアップ。 「ダメって言ってるでしょ! なんでわからないの?」 そう叫ぶ義姉に、私は静かに言いました。「叱ったらダメって言ってたじゃないですか…」ぐうの音も出ない義姉に、育児に正解はないこと、育児書に書かれているのはあくまでひとつの考え方であることを伝えました。義姉のその後義姉は落胆し、涙を浮かべながら帰っていきました。置いて行った本には、ところどころに付箋がついていて、たとえ一瞬だったとしても義姉が真剣に勉強した様子がうかがえます。せっかくなので、私もしっかり読んで参考にさせてもらおうと思います。 その後、義姉の押し付けはなくなり、のびのびと育児に専念できるようになりました。義姉はもう子どもはこりごりだと言い残し、自分探しの旅に出ると海外に旅立ったのだとか。勉強熱心な義姉なら、きっと外国の言葉や文化の知識を身につけて帰ってくることでしょう。自分の知らない国の話を聞くのは楽しいので、今度はちゃんと話を聞いてあげようと思います。 本から知識を得るのは素晴らしいことだと思いますが、世の中には、育児のように本に書かれている通りにならないこともたくさんありますよね。だからこそ育児は難しく、また楽しいのではないでしょうか。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月15日皆さんは、パートナーの発言にイライラしたことはありますか?今回は「モラハラ発言を連発する夫」を紹介します。育児休暇中の出来事主人公が、育児休暇を取得していたときの話です。ある日、夫が仕事から帰宅すると…。文句を言うモラハラ夫出典:CoordiSnap子どもがぐずってしまい、夕飯の準備ができていなかった主人公。すると夫が「はあ?今まで何遊んでたんだよ」と文句を言ってきたのです。そんな夫にイラッとした主人公は、育児休暇明けに職場復帰を目指し、夫への復讐計画を考えるのでした…。モラハラ夫にモヤッと…育児と家事の両立で大変な主人公にモラハラ発言をする夫。子育ては夫婦で協力しながら取り組みたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2024年05月15日「育児でしてほしいこと・してほしくないことがあるのに、パパの理解が得られない」「家事や育児を分担したいけれど、ママばかりやっている気がする」子育ては夫婦でするものですが、思ったように助け合えないと感じている人は少なくありません。一体どうすれば、夫婦で助け合って家事や育児ができるでしょうか。家事や育児を夫婦で助けあるために、ある工夫をしていると話してくれたのは、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママでした。やってほしいことを見える化「ある工夫」とは、パパにやってほしいこと、やってほしくないことを具体的に「見える化」するということでした。 例えば「お風呂に入れてほしい」とお願いする場合、やってほしいこととして・着替えやタオルの用意・ベビーバスの用意・入浴・赤ちゃんの肌のケア・着替え・使ったガーゼやベビーバスを片付けるなどと、一つひとつ書き出して伝えるようにします。 すると、自分がやるべきことがわかるので、入浴はさせてくれたけれど肌ケアも着替えもママ任せということがなくなり、ママのやっている「お風呂を入れる」を、パパもちゃんとやってくれるようになります。 これによって「自分ばかりお世話している」というストレスが緩和されたと話していました。 また、子どもを注意するとき声を荒らげてしまうパパに「大きな声で言うのはやめてほしい」と伝えるとき、ただ「やめて」といっても、直らなかったのだそう。 そこで、子どもに対して大きな声を出すことのデメリットを調べ、そこで見つけた信頼できるデータをともにパパに共有しました。すると、パパも納得できたのか、子どもへの接し方を改めてくれたそうです。 このように、してほしいことを明確に「見える化」して伝えることは、夫婦で協力して家事・育児をする上でのひとつの選択肢と言えます。「見える化」のポイントは?「見える化」するときのポイントを、育児の専門家である大阪教育大学教育学部教授・小崎恭弘先生に聞いてみました。 小崎先生「見える化が有効である、ということの背景に、夫婦には家事・育児への認識にズレがある、ということがあります。ママからすると10%程度しかやっていないパパの家事・育児も、パパの体感では50%という大きなズレも珍しくありません。 見える化はこの『夫婦間のズレ』を揃えるためにおこなうのです。 では、見える化によって目指すべきは、夫婦平等に5:5の分担でしょうか? 私はそうは思いません。目指すは“平等”ではなく“公平”なのです。 心理的・身体的負担、得意不得意、所得や労働時間はもちろん、子どもとの関わりや育児による喜びのような良いことまで、すべてひっくるめて、夫婦で納得できる公平を目指してください。 夫婦、男女には価値観の違いがあります。つまり、物差しの目盛りが違うのです。物差しの目盛りを揃える作業が見える化だと考えてみるといいかもしれません。 納得して動くことが重要です。納得させるために、やることリストや信頼できるデータを活用すればいいのです。」対立軸ではなく家族軸で…見える化の意義はわかりましたが、やってほしいことを書き出したり、納得できる情報を探したりと「なんで私がそこまでやらなくてはならないのか?」と思うママもいるのではないでしょうか。 小崎先生「夫婦の家事・育児の分担は永遠の課題と言っても過言ではありません。 家事・育児を分担するとき、何を軸として考えているかが重要です。どちらが多く給料を得ているかで優劣をつけたり、家事を多くやっているのは自分だと主張したりと、夫婦を個々として捉える“対立軸”は好ましくありません。 夫婦や家族を1つの単位と捉え、トータルして生活が成り立つように采配する“家族軸”として考えれば、ここまで問題視はされないのです。 それを変えられるのは『気づいた人間』だけです。夫婦の目盛りや軸の違いに気づいた人が、気づかない人に伝えるしかありません。 それに納得できないパパもいるかもしれません。しかし、うまく伝えるしかないのです。情に訴える、泣くなど、ありとあらゆるものを利用してでも、納得の上で家事や育児をしてほしいと思っています。夫婦としての人生はこれから先、長いですからね。」 妊娠・出産や子育てにおいては、できることに男女差がある以上、夫婦が同じだけかかわるのは不可能です。しかし、我慢をしてストレスを溜めるのも健全ではありません。 家事・育児の分担ができていないと感じる人は、物差しの目盛りを揃える作業=見える化を試してみるといいかもしれませんね。 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2024年05月15日主人公の外面すみれ(30歳)は娘・ほの香(0歳)を出産し育休中。昇進のため仕事に専念したい夫・良し男は、家事育児を妻に任せきり。なのに会社ではイクメンとして振る舞い、後輩女性・ふり子と親しい様子。ある日良し男の昼寝中に娘がギャン泣きし、病院から帰ったすみれは激怒。家事育児について話し合うと修羅場に発展し…。「俺、すみれが寝ている間オムツ替えたりミルクあげたりしたよ?」 「育児が大変ってちょっと大げさ」と言った良し男に対し、自分の行動を変えることにしたすみれ。ご飯作るから娘を見ていて、終わったら食器洗って、お風呂入れてあげて、と次々にやることを指示。 休日なのに休めなかった…と良し男は寝落ちしますが、夜泣きで起こされ朝を迎えます。娘が寝たので自分も休もうすると今度は別の家事を指示され…。 「今日の育児、終わったわけじゃないからね」すみれに釘を刺され 育児に参戦し疲れが溜まる良し男さん。娘の夜泣きに焦りますが、すみれさんが対応してくれてホッとします。疲労困憊のまま出勤すると、後輩のふり子さんと遭遇。歩きながら話せる状況ですが、ふり子さんはわざわざメッセージを送ります。 ゆっくり眠れないと出勤するのもキツいですが、良し男さんには夫婦で分担し合って育児をしてほしいものですね。みなさんの家庭ではどう分担していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年05月14日Instagramにて育児マンガを投稿しているmostinさん。2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ2人の育児に奮闘中!今回は絶賛イヤイヤ期のぷんちこちゃんに、mostinさんがとにかく振り回されるお話です。 「イヤ」が口癖の娘にママ、大困惑! 事あるごとに「イヤ」「イヤッカ!!」と口にするぷんちこちゃんにmostinさんは日々大奮闘! ある日、かわいいネコの靴下を見せると、「かーいー♡」と反応。 しかし、その数秒後に靴を履こうとすると、「にゃんにゃが見えない!!!!」と激怒! 結局機嫌を損ねてしまったぷんちこちゃんは、ベビーカーに乗せられたのですが、それも気に食わず……。 「イヤッカァー!!」と大絶叫。 とうとう怒りが大爆発してしまったのでした。 ◇◇◇ 口を開けば、「イヤ」「イヤッカ」と連呼するぷんちこちゃん。ネコの靴下の反応を見て「かーいー♡」と反応したものの、まさかの「にゃんにゃが見えない!」と激怒してしまう展開になるなんて……。イヤイヤ期と向き合うママの大変さがひしひしと伝わってきました。本当にお疲れ様です……! 著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2024年05月14日皆さんは、夫の言動に唖然としたことはありますか?今回は家事育児をしない夫のエピソードとその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)家事育児をしない夫ある日、主人公は買い物に行くため、夫に子どものことを頼もうとしました。しかし、夫は「俺は1日中働いてやってんじゃん」と言って、家事も育児も主人公に押しつけてくるのでした。数日後、義姉が1泊2日の旅行を提案してきます。夫は「平日仕事してんのに、土日まで歩き回るなんて勘弁」と、仕事を理由に行こうとしません。しかし、義姉はそんな夫に…。誘っているのは…出典:CoordiSnap夫ではなく主人公を誘っているのだと告げます。そして、夫に子どもと2人で留守番をするように言った義姉。夫は当然のように「俺は仕事があるのに、子どもの世話?」と反論します。自分の稼ぎで生活できていると主張する夫。義姉は夫の主張を「自分だけが頑張ってると思ってるんじゃないでしょうね?」と切り捨てます。「妻がいないとどれだけ大変か身をもって知りなさい」と言われ、ぐうの音も出ない夫なのでした。読者の感想自分の子どもでもあるのに、仕事を理由にすべて主人公に押しつけるなんてひどいですね。もう少し主人公を労わって、一緒に家事や育児をしてもらいたいです。(50代/女性)義姉が主人公のことを考えてくれていてよかったなと思いました。夫には自分だけが大変なのではないとわかってもらいたいですね。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2024年05月14日俳優の石原さとみが、14日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。4年前に一般男性と結婚、その後、一児の母に。今まさに育児に奮闘中の石原だが、仕事との両立で時間のない中でも、最近は子どもの「おもちゃ」を手作りすることに夢中だそう。お菓子の空き箱などで作るおもちゃは、遊んでいるうちに色を覚えたり細かいものがつまめるようになるなどさまざまに工夫がなされており、黒柳徹子も感心しきり。15歳で芸能界入りしてから、ずっと順風満帆のように見える石原だが、実は20代前半の頃に挫折を味わい「自分は必要とされていないのでは?」と涙する日々があったと明かす。そんな挫折の日々を変えたのは、ニューヨークへの一人旅だった。さらに初めて『徹子の部屋』に出演した19歳当時の貴重映像も公開する。
2024年05月14日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。いちろうは育休まで早く帰宅すると言ったにもかかわらず、後輩のみほの仕事まで引き受け会社に泊まり込み、かおりさんとこはるを放置します。育休を目前にようやく帰宅しますが、かおりさんは「もう信頼できない」と激怒。いちろうは「挽回のチャンスがほしい」と謝罪しますが、心の中では育児が大変なのはかおりさんの要領が悪いせいだと思っていました。 夫のお世話までできません!私は久しぶりに帰宅した夫に、今まで脱ぎ散らかしていた洗濯物を洗うように指示をしました。 ※アルコールは赤ちゃんへの影響だけでなく、母乳の分泌にも影響を及ぼすと言われています。授乳中の飲酒は控えるようにしましょう。 こはるが起きないように「今すぐ洗濯して」とかおりさんに言われ、いちろうはコインランドリーに来ました。しかしいちろうは、なんで自分がわざわざそこまでする必要があるのかと憤慨。 すると職場の後輩のみほからメッセージがあり、いちろうはかおりさんの愚痴を送ります。みほは愚痴を受け入れてやさしい言葉を返し、いちろうはすっかり元気に。 その後いちろうはテンション高めに帰宅したかと思えば、「じゃ~ん! 晩酌セット~!」と、かおりさんに買ってきたお酒を披露。 かおりさんはいちろうの非常識すぎる行動に、開いた口が塞がらないのでした。 後輩みほの甘い言葉を真に受け、自分はイクメンという自信をとり戻したいちろう。しかし何も知らない後輩の言葉よりも、かおりさんが真剣に訴えた育児の大変さに向き合うべきではないでしょうか。 晩酌セットもかおりさんを喜ばせたいという気持ちからなのかもしれませんが、本当に家族のことを想うなら、まずは少しでも早く帰宅してできることを率先しておこなうなど行動で示してほしいと思ってしまいますよね。少しずつかおりさんの負担を減らせるように頑張ってほしいと思いますが、みなさんは、育児中パートナーにしてもらって助かったことは何ですか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月13日主人公の外面すみれ(30歳)は娘・ほの香(0歳)を出産し育休中。昇進のため仕事に専念したい夫・良し男は、家事育児を妻に任せきり。なのに会社ではイクメンとして振る舞い、後輩女性・ふり子と親しい様子。ある日良し男の昼寝中に娘がギャン泣きし、病院から帰ったすみれは激怒。家事育児について話し合うと修羅場に発展し…。「昇進の件が一段落したら家事も育児もやるし」 育児に本格的に参戦できないのは今だけ、と考える良し男。昼寝したこともわざと放置したわけじゃないの一点張り。家族のために頑張ってるのに責められるのはおかしいと思っており、「育児が大変ってちょっと大げさ」と発言。 すみれは腹立たしくなり「本気で言ってるの!?」と激怒。話し合いたいものの、頭を強く叩かれているような頭痛が続いて一回寝ることに。その後、良し男にふり子から「カフェでお話聞いてもらえますか?」とメッセージがきて…。 「いいよ!」話し合いを軽んじている良し男は快く承諾 「育児が大変ってちょっと大げさ」と言った良し男さんに対し、自分の行動を変えることにしたすみれさん。ご飯作るから娘を見ていて、終わったら食器洗って、と次々にやることを指示し、夜泣きの対応も依頼します。 すみれさんが言うように、家事も育児も終わりはありません。良し男さんも今は指示されたことをやるだけで精一杯ですが、いつか自分から気づいて行動してくれるのを願うばかりです。みなさんの家庭はいかがですか? 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年05月13日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが5歳、次女ちゃんが2歳の時のエピソードです♪泣く子も黙る雨女の私…梅雨の時期は、ほぼ毎朝降っています。ただでさえ、朝はバッタバタ!そこに加え雨ときたら、もう~大変です。やることが増え、時間との戦いです。まずは、保育園へ持っていくカバンなどの荷物を雨で濡れないように袋に入れます。(早く可愛いカバーが欲しいです…)そして、玄関近くまで自転車を持って来る!子どもって雨に濡れるとなぜかテンションが上がる不思議な生き物ですよね…。水溜りなんて見つけた時は考えるだけで恐ろしいです(汗)そんな悪夢を回避する為、出来るだけ玄関近くに配置しすぐ乗せられるようにしておきます。カッパを着ながら娘たちを呼び、カッパをいじられながら靴を履かせ、ヘルメットを被らせます。玄関開ければ、後少し!ってところで2歳の「なぜなぜ期」発令!「なんでー?なんでなーん?」いつもと違う流れに、質問攻め。もう答える余裕無しな私…「はよ、乗ってー!!!!!!」と叫び、ようやく自転車に乗れます。時間にして10分くらいでしょうか。もっとかかる時もあるかもしれません。ここまで頑張ったのにも関わらずまさかの…晴れっ!!!!!!!!!!準備している間に雨は上がっていたようです。私は雨女なのですが、娘二人は晴れ女。二人が外に出て、晴れたのかな…。※2022年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年05月13日双子の妊娠が判明したときから、周囲からは「大変だね」と言われていましたが、双子育児がこんなにも過酷なものだとは想像していませんでした。子どもたちが新生児だった当時、24時間の中で5分として休まる時間がなく、逃れられない過酷な育児はまるで「過労死」寸前。今だから振り返えられる、育児は頑張りすぎないことが大切だと痛感した体験をお伝えします。 初めての子にすべてが全力だった新生児期私は約5年前、男女の双子を出産。出産前は暇を持て余し、「早く生まれてこないかな~」とのん気に構えていました。しかし実際に生まれると、想像以上の過酷な育児生活が始まりました。つらかったのは母乳育児がなかなか軌道に乗らなかったこと。 子どもたちが母乳をうまく飲めないので粉ミルクを併用。そのため哺乳びん2人分を洗浄と消毒し、ミルクをあげると搾乳、そして搾乳器の洗浄と消毒に時間を取られ、休まる暇もなく次のミルク……というサイクルが24時間続きました。 休まらない育児に過労死寸前そのころは産後で精神的にも不安定だったこと、うまくミルクを与えられないストレス、すべてを全力で取り組まなければという強迫観念で、心身ともに疲弊していきます。粉ミルクのお湯は1ミリの狂いもなく目盛り通りに作り、夜は明かりをつけない暗い部屋でミルクを与えていました。加えて交互に泣くので朝までエンドレスに一生懸命対応。 睡眠不足から「このままでは体が壊れてしまう……」とすら思うようになり、今思うとこれは過労死寸前の精神状態だったと思います。終わりの見えない睡眠不足の毎日に、未来への絶望感しかありませんでした。 手を抜いて自分をラクにしてあげる大切さそんな生活に限界を感じた私は、それまで気をつけていたルールに少しずつ手を抜く努力を始めました。育児書では、夜はスマホやテレビはつけないほうがよいと書かれていましたが、夜間のお世話や泣いているときはテレビをつけ、ドラマやお笑い番組を見て息抜きをすることに。すると、それまで長くつらかった時間がとても短く感じ、精神的にラクになった自分に気がついたのです。 「これをしてはダメ」というルールでガチガチに固めていた自分の考え方をほぐすことで、こんなにもストレスが軽減するのかと驚きました。夜泣いていても「朝まで起きていよう!」と開き直ることで心がラクになりました。 初めての育児はどうしても力が入り頑張りすぎてしまい、周りに「もっと手を抜いていいんだよ」と言われても、どうやって抜いていいのかわかりませんでした。その中でも少しずつ自分の心地いい方法を探ることで、つらい時期を乗り越えられました。育児は大変だからこそ頑張りすぎないことが大切だと学び、今では良い体験だったと思います。 イラストレーター/ライコミ著者:村上 素子4歳男女双子、0歳5カ月男の子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月13日かおりさんは生まれたばかりの娘・こはると、夫・いちろうの3人暮らし。しかしかおりさんは、出産してすぐワンオペ育児をすることになります……。かおりさんの出産に合わせて育休をとるはずだったいちろうは、まさかの申請する日程をミス。その後も、早く帰宅すると言ったのに余計な仕事を増やしては連日遅く帰宅し、しまいには会社に寝泊まりして帰ってこなくなりました。久しぶりに帰宅したいちろうに、かおりさんは「何しに来たの?」と怒りをあらわに。いちろうは土下座し、「挽回のチャンスがほしい」と謝罪します。 もう簡単には信頼できない私は夫に、自分は一生許せないかもしれないけど、娘には信頼できる父親が必要だと伝えます。そして、私は数日ぶりに落ち着いてシャワーに入れました。 いちろうは怒ったかおりさんを思い返し、「育児ってホントにそんな大変なのかなぁ?」と疑問に。 赤ちゃんが寝ている間、自分の時間はとり放題で、産後のダメージも病気ではないのだから、かおりさんの要領が悪いだけでは? という考えが頭をよぎります。そしてかおりさんがシャワーからあがると、「今夜はゆっくり家族みんなで寝よう」と提案しました。 かおりさんは育児のことを何もわかっていないいちろうに、新生児にはつきっきりのお世話が必要だと説明。それでも「大げさ」と感じるいちろうに、かおりさんは連日脱ぎ捨てていた大量の洗濯物を、自分で洗うよう指示するのでした。 かおりさんがワンオペで追い詰められている現状を知っても、育児の大変さを実感できないいちろう。どんなに言葉で伝えてものれんに腕押し状態では、実際にやってみてもらうしか理解してもらう方法がありませんよね。 反省した素振りを見せられても「育児はラク」という認識を改めてもらわないことには、夫婦関係の溝がどんどん深まるだけではないでしょうか。みなさんは、夫婦間での認識の差があると感じたとき、どのような対策をとっていますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月12日